INTERVIEW

「FUKUOKA / JAPAN PICKS」最終選考公開ライブイベント結果発表!

img_0010【グランプリ獲得直後のANALOGIX】左から課長(Mars):Vocal&Gt / 部長(Harashin):Bass / 平社員(Pantene):Drum

ANALOGIX
2014年結成、福岡発!コメディ型リーマンエレクトロックバンド。台湾を拠点にアジア各地で活動するダンスボーカルユニット「Asian 4 Front」への楽曲提供や台湾でのライブサポートをきっかけとして結成。2016年夏に待望の2nd EP「RI-MAN SKILL」をリリース。

グランプリを終えて

──────グランプリおめでとうございます!見事SXSWアメリカ行きのチケットを手にいれた今のお気持ちは!

部長(Harashin)(以下:部長):いやもう嬉しいですよ。多分、全然伝わらないと思いますけど。僕たちもやっぱ大人になって、サラリーマンなんで、内にある嬉しい感情を外に出さない美学、日本のね、謙遜という美徳ね。でも心の中ではウエェェイみたいな感じですよ。

──────サングラスの裏では…?

部長:えぇもう目が泳いでますよ。もうステージで直立するのが結構大変なくらいね。

──────なるほど(笑)今回のグランプリ参加のきっかけは?

課長(Mars)(以下:課長):2016年5月に20周年キャナルサーカスのバックバンドとして出演したことがきっかけですね。

──────普段からこういったステージには慣れてらっしゃったんですね。今回のような屋外とライブハウスとは違いますか?

課長:そうですね、ライブハウスと違って、チケットを購入して来てくれるファンだけではなく、屋外だとお買い物のお客さんもいるので、特にファミリーも楽しめるようなパフォーマンスを心がけてます。

──────ANALOGIXといえば、面白い寸劇のようなパフォーマンスですよね。構成はどなたが考えられているんですか?

課長:基本的には3人でアイデアを出し合って、日本のパフォーマーやお笑い芸人の大先輩方も参考にさせてもらって、日本と言うものを色々な角度からタイトに、且つ面白おかしく表現できればと。

──────コンセプトや、構成を考える上で気を付けていることはありますか?

課長:そうですね。日本で汗を流して働いてらっしゃるサラリーマンの方々を出来る限り表現しつつ、ANALOGIXの提案するファンタジーへ到着するよう、出勤中(ライブ)の曲の構成や尺などはアルバムに収まっているものとはかなり変わっています。マイムや音楽を使って、言葉を使わずに表現をすることが多いので、なかなか難しいです。

──────ちなみに途中で課長が部長にスプレーを頭に吹きかけるシーンはどんな意図が?

課長:出勤(ライブ)中に乱れた髪の毛を整え、身なりを整えてまた午後の仕事も頑張るぞと。

──────整えてらっしゃったんですね(笑)今更ですが、なぜサラリーマンなんですか?

課長:始まりは多愛もないことだったんです。初めてのアー写を撮るときに三人並んだのがあるんですけど、その時のハラシン部長の7:3具合が、凄い哀愁とサラリーマンの匂いに溢れていたんですね。そして当時僕らのやっていたテクノロジックな音楽が、サラリーマンという形を借りることによって、今の日本を世界に発信するのにピッタリなんじゃないかって(笑)まぁで、も単純に見て面白かったってのも大きいです(笑)

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