INTERVIEW

黒木渚 「ふざけんなよ世界、ふざけろよ」ミニライブ

ジャケ写_黒木渚黒木 渚

宮崎県出身。シンガーソングライター。

福岡県福岡市の大学に入学、ギターを始め、福岡市内のライブハウスを中心に音楽活動を重ねる。卒業後、音楽活動のための安定した収入を得るため、福岡市内で公務員として勤務。1年後、退職。バンド「黒木渚」のVO.として音楽活動に専念する。

2014年、ソロに転向。全国で活動を続けている。

(2016/3/21)黒木渚「ふざけんなよ世界、ふざけろよ」ミニライブ@キャナルシティ

福岡市最大級の商業施設、キャナルシティの広場にポップな音楽が響き渡る。

黒木渚は、福岡で音楽活動を始めたシンガーソングライター。大学時代にギターと出会い音楽活動を始め、3ピースバンド「黒木渚」を結成。大学院卒業後、1度公務員として勤務するが退職、2012年12月に「あたしの心臓あげる」でデビューする。2014年にソロ活動に転向。
バンド時代から全ての曲の作詞・作曲を自身で手がけている。特徴は彼女が描く、歌の世界観。様々な曲調に乗せて、彼女から紡がれる文学的な歌詞は、物事や人間のリアルを表現している。まるで彼女の中の衝動の全てを「音楽」にぶつけているようだ。

近年では、ラジオ、テレビなどのメディア出演を重ね、注目を集めている。

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今回の凱旋ライブはNew Single「ふざけんな世界、ふざけろよ」リリースを記念したミニライブ。その日、行われたライブでは、New Single「ふざけんな世界、ふざけろよ」に加え、「虎視眈々と淡々と」などの4曲を披露、フリーライブだったこともあり、ファンの他、キャナルシティの買い物客も多く足をとめ、黒木渚の独特な世界観に浸った。

新曲のタイトル「ふざけんな世界、ふざけろよ」はもはや黒木渚の衝動そのものを表したものと言っても過言ではないかもしれない。冒頭から「安定をひったくるテロリズム」という歌詞。繰り返す「チクショーチクショーふざけんな」。やたらと世界の物事に痛烈な言葉を浴びせるこの歌詞は、正直「やさぐれて」いるように思える。にも関わらず、曲調はピアノを中心とした、16ビートの明るい疾走感溢れるメロディー。それほどの歌詞を、歌っている本人は堂々と楽しそうに歌い上げた。

「待ってろ、世界。“ふざけんな”は愛の言葉だ」

今回の新曲のキャッチコピーは、とんでもなく挑発的だ。
彼女の最大の魅力は、ファンが増えメディアに注目されても、自分を偽らず、音楽で表現していく姿にある。

そんな黒木渚に、福岡でのライブ後、新曲「ふざけんなよ世界、ふざけろよ」と彼女の音楽に関してインタビューを行った。