今年で最後を迎えた「FX」は、「夜の本気ダンス」のダンスビートで幕を開けた。朝11時とは思えない盛り上がり、会場のSTAGE Fは熱気に包まれた。
このイベントでのライブは、STAGE FとSTAGE Xの交互で行われる。両ステージを行き来する観客は、我先に次ステージに向かうほどの熱気が会場の観客にはあった。アーティスト達も、そんな観客に最高のパフォーマンスで応える。
アーティストのパフォーマンスだけではない、観客の満足感だけではない。Zepp Fukuokaに集まる「音楽好き」が全員で作り上げた、「FX」の最後を飾るにふさわしい2日間だった。
(3/19) 1組目のアーティスト「夜の本気ダンス」の軽快な音楽からFX2016 Finalが始まった。「四星球」「YOUR ROMANCE」「Czecho No Republic」「LILI LIMIT」「HEY-SMITH」「空きっ腹に酒」「THE BAWDIES」「赤色のグリッター」「04 Limited Sazabys」「Awesome City Club」「go!go!vanillas」「忘れらんねえよ」「9mm Parabellum Bullet」の順に登場し、ダンスミュージック・ロック・パンクと様々なジャンルのアーティストが観客を沸かし続けた。各アーティストがそれぞれの持ち味を発揮し、観客が楽しむことで会場が一体となっているように感じた。
衣装・演出が特徴的なバンドや観客に触れ合うほどの距離で歌うバンドなど、演奏だけでなくパフォーマンスでも観客を沸かし続けてくれた。
1日目のトリ、「9mm Parabellum Bullet」は圧巻のライブパフォーマンスを魅せ、多くの観客は演奏に合わせて手を上げ、体を揺らし、ジャンプをし体全体で音楽を楽しんでいた。Zepp Fukuokaの熱気は最高潮のまま1日目の幕を閉じた。
(3/20)1日目と同様、手首に「FX2016 Final」のリストバンドを巻いて会場に入る。オープニングアクトに、福岡発の「ユアネス」が登場し、2日目がスタート。リズミカルでいて、すっと耳に入るユアネスの歌声が心を踊らせるなか2日目の「FX」が幕をあけた。
2日目は、「Hello Sleepwalkers」「打首獄門同好会」「KNOCK OUT MONKEY」「FINLANDS」「group_inou」「BURNOUT SYNDROMES」「Brian the Sun」「NOISEMAKER」「The BONEZ」「ヒステリックパニック」「the band apart」「ジラフポット」「ストレイテナー」「Helsinki Lambda Club」「BIGMAMA」の順にステージに上がり、1日目と同様に観客に音楽の楽しさを伝えてくれた。また、場外のグッズ売り場では「バンドマンのすべらない話」も開催。
アーティストの熱量に観客が応え、観客の熱量にアーティストが応えていく、そんな雰囲気に包まれたLIVE会場は多くの人が笑顔でいることが印象に残った。観客も演奏に応えるように観客席を回るサークルモッシュやダイブをする人も見られた。
2日目のトリ「BIGMAMA」のステージは終始会場が沸き立った。ヴァイオリンの音色がクラシカルな音楽を作りだし、アンコールでは会場全員がタオルを掲げ、会場には熱気と一体感にあふれるなか二日目の幕も閉じていく・・・
会場をあとにする観客からは、笑顔があふれておりこのイベントの楽しさが伝わってきたとともに汗だくになっている観客がこのイベントがいかに盛り上がっていたのかを物語っていた。
夜の本気ダンス
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四星球
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YOUR ROMANCE
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Czecho No Republic
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LILI LIMIT
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HEY-SMITH
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空きっ腹に酒
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THE BAWDIES
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赤色のグリッター
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04 Limited Sazabys
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Awesome City Club
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go!go!vanillas
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忘れらんねえよ
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9mm Parabellum Bullet
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ユアネス
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Hello Sleepwalkers
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打首獄門同好会
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KNOCK OUT MONKEY
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FINLANDS
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group_inou
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BURNOUT SYNDROMES
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Brian the Sun
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NOISEMAKER
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The BONEZ
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ヒステリックパニック
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the band apart
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ジラフポット
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ストレイテナー
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Helsinki Lambda Club
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BIGMAMA
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